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星空へ登る

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朝から立ち込めていたガスは夜になるに従い濃密になりました。
小さなテントの中でカナリーヌも諦め顔「こりゃ明日も駄目かな? よしっ明日はどっちみち下山しような!」ユピーはカナリーヌが切れない内に提案します。
何しろ強風とガスでほとんど外に出れず狭いテントでもう3日…あちこち体は痛いし閉所恐怖症のカナリーヌにはキツい生活。それにもう3日もお風呂にも入っていないのですからわがままカナリーヌが切れるのは時間の問題だったのです。
最後の宴会を早めにお開きにしてシュラフに潜り込みました。
夜中テントから空を見上げたユピーが「すげぇー満天の星だぜ!」とソワソワ…「んじゃ今の内に登ろう!」カナリーヌにしたってこのまま下山するのは悔しかったのです。
この数日目の前に立ちはだかっいた壁に取り付く時がとうとう来ました!
時刻は真夜中2時半過ぎ、無風の空気は意外に暖かくすぐに汗ばみます。
「ここからアイゼンとバイルを使うぞ。落ちるなよ~!」ユピーは手慣れた様子でカナリーヌにザイルを結びます。
一歩一歩慎重にアイゼンを壁に食い込ませ登って行きます。「ねぇ!凄いよ、まるで私たち星空に登って行くみたい!」視界には真っ白な巨大な壁と星空しかないのです。
やがて頂上下で国後から太陽が上がって来ました。
天然アイゼンで縦横無尽に壁を走っていた海くんも陽が上がる様をじっと眺めています。
(おかぁしゃん、諦めちゃ駄目でしゅね? こんな雄大で厳粛な景色に溶け込ませてくれたお父さんに感謝しなくちゃね、さぁ頂上まで後少し!美味しいパンをくだしゃいね!)

≪ 勘違い…ホーム知床知円別岳 ≫

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